さて、事務所の書棚をどうするか、で実は散々悩んだ挙げ句、定番の無印良品に行き着いたのは、表題の商品、「スタッキングシェルフ」があったからなのだけど、この商品の最も重要なポイントは「拡張性のある家具」という無印ならではの機能性があったからなんです。
再始動のエントリに書いたけど、本来家具(っていうかプロダクト全般)ってのは融通の利かないものだと思うんです。一度買ってしまえば、モノが増えようが、引っ越しで置けなくなろうが、それ自体に変化を付けて再利用することが難しい、なんというか、ある意味使い切りの商品と言えるかもしれない。
実家にも五〇年ものの家具とかゴロゴロ転がってますが、基本的に使わなくなると途端に粗大ゴミになるこの悲しさ。それが大きければ大きいほど、融通度は逆に小さくなっていく一方なわけです。
それをライフスタイルの変化等にうまく対応できるよう、家具に拡張性を持たせたのは実にナイスなアイデアだと思います。というか、無印以前にもその手の商品はたくさんあったけれども、ブランディングというかなんと言うか、その辺りは無印のもうひとつ巧いところなんだと思います。
というか、こんなふうに「拡張性」について言及されるような商品が今後はもっともっと増えていく可能性が高いんじゃないかなぁ、と。個人向け商品で最も高額なのは、「家」だと思うけど、それを外して例えば「車」。「拡張性の高い車」「ライフスタイルに合わせて変化できる車」とか、どうかな。ん、多分これだけ中古車市場が盛んだと逆に難しいのかも。個人の嗜好も変化するし。あー、個人の嗜好に合わせた「拡張性」というのも一方でありますね。しかし、このあたりの「拡張性」という点では、「ウェブ」はいいお手本かもしれない。
さて、このスタッキングシェルフ、商品自体は店に行くかウェブを見るかして確認して欲しいんですが、色味は絶対ナチュラル。経年劣化でいい色が付くらしいのでこれもまた楽しみですね。つーか、おそらく数十年経たないと色の変化は感じられないと思うけど。
無印良品・スタッキングシェルフ