ロス在住のアートディレクター、Mark Delamere 氏のポートフォリオ。ウェブデザインですね。
しかし、凄いクオリティです。そんなに数はないけど、ひとつひとつが半端ない。ウェブサイトのデザインでクオリティを左右するのは、マージンと色彩設計、基本的にはこの二つだと思っていて、それらも結局は色覚にどう訴えるか、の軸になってるわけだけど、極端な話、この二つさえ担保してしまえば、見栄えはよくなります。らんぼーだけど。
昔、ウェブサイトのデザインをするときに、マージンの最小設定を、8px にするか 5px にするかで議論したことがあって、5px ってのは、まあ 10px というようなキリのいい数字になるところから来ているわけですが、8px ってなんだよ、どっから出た数字だよ、と言ったら、あれです、8、16、32、64、128・・・、そうPCで使われる数字だったんですね。8ビットとかの8の倍数。
※このマージンの設定をどうするかで、ウェブデザイナーの出自がある程度分かるという話、いや、相当昔の話ですよ。
で、一旦最小のマージンを決めたら、それ以外の数字は使わない。画像のサイズもなんもかんも最小マージン数の倍数にする、という具合です。まあ、ブラウザによって違うという、レンダリング後の数値なんてあってないようなものなので、非常に微妙な話なんだけど、こんなふうに各エレメントごとに数値を決定するのではなく、CSSのクラスよろしくきっちり揃えると、マークアップも楽ですよね。逆に言うとマークアップしやすいデザインは、いいデザインと言えるのかもしれない。
ま、ウェブサイトデザインなんて、結局は変則的ではあってもグリッドデザインにならざるを得ない仕様のはずなので、闇雲に揃えよう、というのも破綻するきっかけにはなるんだけど、デザインの第一歩めは「揃えること」なので、ウェブデザインはいい教材になのかもしれないですね。マークアップできないデザインは全てのメディアにおいてグラフィックデザインじゃねー、みたいな。
Mark Delamere
http://www.workbyitself.com/