NHK の大河ドラマ「竜馬伝」の公式サイト。このファーストビューいっぱいにイメージを置く、というかなりビジュアルに重きをおいたサイトデザインにグッときたのでエントリ。エリアごとの配色や文字の強弱など、またスクロールに対する構成上の理念というか、信念というか、こういうのってアリだと思うんですよね、何のためのスクロールか、ということを改めて考えさせる問題提起デザイン(言い過ぎかw)重要なのは、スクロールさせるということが悪ではない、ということをキチンとユーザーに理解させるビジュアル表現、たとえばテキストの配置だとか、文字送りだとか、イメージのトリミング加減とか。
ファーストビュー、つまり読込・レンダリング後の最初の画面(※1)、に物凄い注力するアプローチがスゴイ多いんですよね、日本は特に顕著だと思う。結果、よくよく構成を考えていかないと、重心がやたら上部に偏って、レイアウトも何もなくなってしまう。ユーザーに何をさせたいのか、よく分からんデザインになってしまい、もうYahooでいいじゃん状態になってしまうわけです。
企業の公式サイト、ロゴがあってナビゲーションがあって、ちょっとしたビジュアルエリアがあって、リード文(もしくは見出し・タイトルまで)、ここまでが大体ファーストビューに収まるような、へんなテンプレートが出来上がって、ほとんどが同じ作り。これはそういう理論で出来上がってます。大体、ユーザーの解像度をXGA(1024×768)相当と仮定すると、コンテンツエリア最上部から、500ピクセル前後(※2)が多いですね、大体。(昔はもっと小さかった、800×600とか、もう今となっては有り得ん狭さ)
FLASH で Stage オブジェクトを使ってブラウザ領域いっぱいに表現したとしても、ファーストビュー想定でミニマムは必ず設定されます。ここで可変になった場合に問題なのが、どの大きさになっても常に美しい比率でレイアウト出来るかどうか、これ結構難しいんですよね。シンプルにしたいけど、入れなければならない要素が多すぎるとそれだけで破綻する諸刃の剣。
スクロールさせない、ではなく、スクロールさせたい、と思わせるような配慮も、ウェブデザインではかなり重要な要素。キチンと作り手の思いがユーザーに伝わるようなデザインをしなくてはならんわけで、そういう意味でいうと、この「竜馬伝」の公式サイトはいいヒントになる気がします。
3 / 24 訂正
※1 読込後、スクロールしないで見えている部分。スクロールしない、というのを明記しておかないと意味不明ですね、すんません・・。
※2 500ピクセルというのはちょっと狭すぎますね、なんで500にしたんだろ。。。大体600ピクセル前後が妥当。