ファッションブランド、Ropé Picnic の公式サイト。余白を生かして縦書きと横書きも文字の組み合わせによるバランスが非常に美しい、綺麗なサイト。ブランドの清潔感とか、うん、伝わってきますね。
ユーザビリティや、たとえばファーストビュー問題とかも何となく考慮されているようだけど、これはまあフルフラッシュサイトとして考えると酷な話かな。それよりもファッションブランドなんだから、きちんとブランド感を伝えるのは至極当然な話だと思います。
後、何気にウェブサイトできちんと文字を組んでいるサイト、ってなかなかないんだけど、これってHTMLテキストのレンダリングに倣いすぎていやしないかと。HTMLのプレーンテキストであれば改行位置はコントロールできないけど、画像にしたのなら、文章を理解して改行位置を揃えたり、句読点・助詞など文節を考慮しつつ文章の流れを切らずに改行すべきだと思うんだけど、じゃないと読みづらいし第一美しくない。テキストボックスに流し込んで終わり、とか有り得んよ、デザイナーの皆さん。
先日、池尻大橋にあるカフェ太陽に行ったときに、壁に何気なく掛かっていた何かのポスター、縦書きで文章がツラツラと組まれているんだけど、お尻が揃ってない。
なんでだろ、と思ったら、文章自体が「水(雨)」を表現していて、それで不揃いになってるんだ・・・と気付いた時は「なるほどね→(伸ばす)」と納得。
そもそも雑誌や小説などの文庫本でも改行位置はそれぞれのデザイナーによってまちまちだったりするんだけど、やっぱり、基本はそれを読むユーザーがどう感じるか、これに尽きる。誰だったか、元デザイナーで小説家になった方がいて、その方の小説は改行位置は勿論、ページ送りまですべて文章レベルから制御してる、という話を聞いたことがあって、そういうユーザーへの配慮というか、ユーザーへのアプローチをきちんとデザインに落とし込むべきだと思うんですよね。
ま、ウェブデザイナーの質を上げるためにも、先人たちが築いてきた「世のタメ人のタメ」のデザインに一度は執着してみるのもありかなぁ、と。
Ropé Picnic
http://www.ropepicnic.com/