ちょっと話題的には古いけど、伊藤忠のリクルートサイトに関して。
この画面いっぱいに広がった「地球の目」のグラフィック。こんなふうにブランドに関わるようなきちんとしたVIをクローズアップして、サイトを構成する、というのは実に効果的なやり方だと思うんです。
余計なものは極力シンプルにして、この地球目のグラフィックに主眼を置く、ウェブサイトの閲覧時間なんてたかがしれていて、1分以上留まることなんかそうそうないんだけど、数秒でもこのサイトの強烈なインパクトをユーザーに与えることができたら、それはウェブというメディアの特性上、半分くらいは成功と言っていいんじゃないかな、と。
そう、ウェブサイトは意外に隅々まで見られない、んです。
勿論、ウェブサイトの役割をきちんと振っているもの、に関して言えばその限りじゃありません、でもね、大抵の人は必要な情報を抜き取ったら、すぐ出てっちゃう。で、そうした積極的なユーザーであれ、何となく来ちゃったユーザーであれ、そのサイトに対する印象というのは、基本的には自分が関わった箇所のみなんですよ。
例えば、駅で切符を買うときに、大体の人は目的地が決まってますね。路線図をみながら、目的の駅を発見し、値段を確認し、切符を買う。その路線図がどうで、どんな駅があって、どこまで行けて、もっと細かく言うと、何色で、何があったか、なんてほとんど気にしない。それと同じです。
じゃあ、目的地の決まってない、旅感覚で切符を買う人はどうだろう、と。そういう人が見た路線図ってどんな風景に見えるんだろうか、みたいなね。
ウェブサイトのデザインというのは、上記二つの(かなり大まかだけど)ユーザーを担保しなければならないわけですよ。そういう意味で言うと、先日の竜馬伝のサイトのように、ファーストビュー理論だとか、デザイン的なアプローチは物凄く大切になってくる。とにかくインパクトを与えろ、という単純なやり口ではなく、何を主眼において、何を最も伝えたいのか、それを明確にすべし、ということですね。
そうすれば、ある程度はユーザーの受ける心象をコントロールすることができるわけです。ああ、このサイト、この会社、このサービスはこういうもんなんだと簡単に理解出来る。短い時間の間にです。
うん、ちょっと強引だけど、言いたいことは分かってくれると信じて・・・。
※ちなみにこのサイト、地球目の位置って全部同じなんですよね。
ITOCHU GLOBAL RECRUITMENT
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