デザイン関連書籍ではないのだけれども、個人的には読んでおきたい二冊。
暗号解読 ロゼッタストーンから量子暗号まで
サイモン・シン
単行本: 509ページ
出版社: 新潮社 (2001/7/31)
ISBN-10: 4105393022
ISBN-13: 978-4105393021
発売日: 2001/7/31
商品の寸法: 20 x 14.5 x 4 cm
今日のインターネットの暗号化技術がどのように設計、構築されていったか、古代よりの暗号も含めて歴史的な観点から綴られたいわゆるひとつの歴史書。
SSL なんて気軽に言ってたり、ベリサインとか普通に会話に出てくるような業界で、その言葉の持つ重みを知ることができる良書。まー、興味ないとまったくもってわけのわからん内容だけど、推理小説を読むような感覚で読み進めることができます。
というか、インターネットの暗号化技術のくだりで、研究者の何気ない発想の転換の一節が妙にツボにはまってしまい、最後まで夢中になって読んじゃった。
メールを出すのもそういうものの積み重ねなんだねぇ。恐れ多いわ。
アンダーグラウンド
村上春樹
単行本: 727ページ
出版社: 講談社 (1997/03)
ISBN-10: 4062085755
ISBN-13: 978-4062085755
発売日: 1997/03
商品の寸法: 18.8 x 14.4 x 4.8 cm
一九九五年に起こった地下鉄サリン事件の被害者を、村上春樹が直接一人一人にインタビューしたドキュメンタリー。
もしかしたら、自分も被害者になっていたかもしれないタイミングで実は地下鉄に乗ってた、という衝撃の一日。
都内全般が慌ただしくなる中で、実際の渦中にあって、いったい何が起こったのかさっぱり分からない状況。本気で戦争でも始まったのかと思った、という。
六本木にいたんですよ。その時。いやぁ、だからこそ、この本は読まなくてはならん、という感じで発売当時に読んでます。非常に、非常に胸にくる一冊。
デザイナーというよりも、日本人としては読まなければいけないだろうと。