Web制作会社にとって、自社サイトってのは営業・広報ツールとして最も重要なもんだと思うんだけど、意外に、というか、必然的になのか、わりと後回しになることが多いと思うんです。
例えば、数人で運営されているような小さい(けど有名な)プロダクションというのは、人数が少ない分個性が立って、自然とエッジのたったものになっていくと思うんだけど、これが、例えば数十人規模になって、自分の食い扶持を誰かに持ってもらっているようなそういう普通の企業体になると、話は変わってくるわけですね。
前述の通り、強力な営業・広報ツールの一部だとすれば、部署によって担当によって、それぞれ思いはあるだろうし、でもそうは言っても直接は利益にならんので、やっぱり時間がかかってくるわけです。重要なのは会社とか組織とかがどういうコンセプトで立っていくのか、そのコンセンサスが社員全員に周知されているか、ということだと思うんだけど、こんなに人の入れ替えが激しい業界でそれを求めるのは実は結構難しかったりするんですよ。世の中の状況もあるしね。
※人様のクリエイティブやらブランディングやらを考えていると、いざ自分たちは、とならないんだろうな。もしくは。
有名だけど、酷いところとかあったりするもんね。個人的にはちゃんと自分たちのサイトを作っていて、それをブランドとして表現できているところは頼もしいと感じる。たとえ、それがお金的な部分を前面にだした営業サイド、何々やりました的な部分を前面にだした広報サイド、プログラム、インタラクティブばりばりの技術サイドに寄ってたとしてもです。
デザインとは単に【総意】に過ぎないので、何を伝えたいのか、自分たちが何者なのか、何をしたいのか、明確に伝える、という、まー当たり前な制作活動の粋を我々自身がちゃんと表現できないと、クライアントに何を言っても嘘になる気がしてならんという・・・。なんだ、結構切実な問題じゃないか。
上記の画像は、結構以前から着目していた制作会社の Fantasy Interactive 。ここの自社サイトは以前はFlashばりばり、動画ばりばりだったんだけど、何でこんなに落ち着いちゃったのか、そういう意味で非常に参考になるかもしらん。
個人的には、以前のカッティング・エッジ系サイトよりも、今のシンプル路線のほうが「真摯に仕事に向き合う」印象があって好感が持てちゃってる、実は。
Fi
http://www.f-i.com/